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行徳には野生のタヌキが生息しています

行徳には野生のタヌキが生息しています

行徳のオアシスともいえる行徳鳥獣保護区。
野鳥だけでなく木々や干潟の生物など、さまざまな生きものが共存している自然の宝庫です。
今の時季はカモメを筆頭とした冬の渡り鳥。
野鳥観察舎前の餌場では、餌やリに精を出す人の姿をしばしば見かけます。
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円を描きながら飛び交うカモメたち。お見事!空中キャッチ。
そして地上では、カモメとオナガガモによる落下したパンくずの争奪戦が始まります。

水中で逆立ちしながら餌を探すオナガガモがとってもかわいい。
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なお野鳥に餌をあげるのは、職員による餌やりの時刻に合わせてほしいとのこと。
11:30、13:30(冬のみ)、15:30の予定ですが、かなり前後することもあるようです。

ところでこちらの保護区にて、野生のタヌキが生息しているのをご存知でしょうか?
夜行性という習性に加え、普段は保護区内で生活しているため、なかなかお目にかかることはできませんが、ときどきひょっこり観察舎付近に現れることもあるのです。

こちらの写真は12日の日曜日の夕方、保護区内の遊歩道付近に偶然現れたタヌキのペアです。
画質良くないのと暗いのは大目に見てやってください。
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夫婦なのかなぁ?仲良さそうですね。

最近観察舎や遊歩道で「タヌキにえさをやらないで」という貼り紙をよく見かけます。
野生として自立するためには、自力でエサを調達するのが基本。
つい相手したくなってしまいますが、ここはぐっとこらえて、眺めて写真撮るだけにしましょうね。

行徳野鳥観察舎 ※2015年12月末をもって休館中。
千葉県市川市福栄4-22-11
TEL:047-397-9046
開館時間:9:00-16:30
休館日:月曜日(月曜日が祝日・振替休日に当たる場合は火曜日)・毎月末の金曜日(清掃日)・年末年始(12月28日-1月3日)
入場無料 ※団体利用の際は事前申し込みのこと(電話で可)

園内観察会について※2016年の休館後も実施中。
開催日:毎週日曜・祝祭日 ※雨天中止
集合:行徳野鳥観察舎前 13:30
解散:第1・第3日曜日は15:30頃/それ以外は14:30頃
申込方法:直接集合場所に向かってください。

sakura01-004.gif行徳野鳥観察舎の地図

観察会レポートはこちら : 2013年4月 2006年6月

桜の花の観察会レポートはこちら : 2015年 2012年

行徳野鳥観察舎休館前最後の日レポートはこちら

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