先週のことですが、東京メトロが東西線の新型車両導入を正式発表しました。
ニュースリリース：東京メトロ東西線に15000系を導入(railf.jp鉄道ニュースより引用)
鉄道好きでもない限り関心が低いと思われるニュースを、なぜわざわざ当ブログでとりあげるかというと…｡
実はこちらの15000系車両、全ての扉がワイドドアなのです。
そう、現在でも一部の車両はこのタイプですよね。
扉の幅を広げた分座席数が減り、他の車両よりも座れる確率が少なくなると不評だったはずのワイドドア。
開閉にも時間がかかるため、駆け込み乗車を誘発しやすいとも言われています。
しかも13本導入ということは、既存車両のうち13本東西線からいなくなるわけで。
それはワイドドア車両の比率が徐々に上がっていくことを意味しています。
昼間も座れにくくなるなあ（苦笑）。
しかしながら、一度に大量の乗客が乗降できるのは大きなメリット。
東京メトロはラッシュ時の輸送改善を導入理由に掲げていますが、ワイドドア化で吉と出るか凶と出るか？
その他の改善点としては、冷房能力および座席クッション性の向上、液晶画面を用いた車内表示器による情報提供、車両の床とホームの段差を縮小、火災対策の強化などが挙げられています。
日本一混雑している路線と噂される東西線。
新車導入により改善となるか、来春のデビューを楽しみに(？)待ちたいと思います。
