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Quokka(クオッカ)|行徳でクラフトビールが呑める!

Quokka(クオッカ)|行徳でクラフトビールが呑める!

※ランチ営業は2022年5月末をもって休止。
2022年6月以降は夜のみの営業となっていますが、アーカイブとしてランチについての記載は残してあります。
お店からの情報はInstagramまたはfacebookページを随時ご確認ください。

ここ数年で格段に増加した日本国内のクラフトビール市場。
飲食店での提供だけでなく、マイクロブルワリーによる醸造販売も続々登場しています。
昨年浦安にマイクロブルワリーが誕生し、また市川市内では2つめのマイクロブルワリーが設立準備中と、近場においても例外ではありません。

とはいえ意外にも行徳でクラフトビールにありつける機会はなかなかありませんでした。
だがしかし、ついに行徳にも生のクラフトビールを呑める店が登場です!
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昼と夜、2つの顔を持つクラフトビール店

2021年末行徳駅近くの東西線高架沿いにオープンしたQuokka(クオッカ)
昼はスパイスカレー店、夜はクラフトビールと無化調料理のペアリングが楽しめる居酒屋になります。
マスコットのクオッカも昼と夜でカラーリングが変わります。
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L字型カウンターを中心としたコンパクトな店内。
奥にはテーブル席も用意されています。
壁面にはクラフトビールのタップがずらりと4つ。
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ランチはスパイスカレーにクラフトビール

ランチタイムは身体にやさしいスパイスカレーのお店。
定番のスパイスポークカリーと日替わりカリーの2種から選べます。
両方美味しいとこ取りなあいがけも可。
どちらも食べたいですものね。

とある日の日替わりカリーはサバのグリーンカリー。
スパイスポークカリーとのあいがけでオーダーいたしました。
手前の黄褐色に近いほうが日替わりカリーになります。

スパイスの辛さとココナッツ特有のまろやかさも加わったグリーンカリー。
鯖の青臭さがほどよい旨味となりグリーンカリーに厚みをもたらしています。
スパイスポークカリーは長時間ビールで煮込まれた柔らかい豚肉が決め手。
化学調味料不使用のスパイスカリーは健康志向な方も安心して食べられますね。

日替わりカリーは家庭で作る機会のない食材がしばしば登場するのも興味深いところ。
サバをグリーンカレーに組み入れる発想は全く思いつかず、新鮮な驚きをもっていただきました。
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ランチタイムにもクラフトビール呑めます。
昼からビールの背徳感。
この日のラインナップから選んだのは「FRONTIER BACKYARD×CRAFTROCK×岩下の新生姜 トリプルコラボクラフトビール『三拍子』」。
栃木出身のロックバンド「FRONTIER BACKYARD(以下、FBY)」×日本橋のクラフトビールブルワリー「CRAFTROCK BREWING」×岩下の新生姜という異色のコラボによるビールは新生姜の甘苦さが効いたすっきり甘辛系。
アルコール4度と低めでお昼時の一杯にもいいですね。

もちろん肉系の日替わりカリーが登場することも多々あります。
とあるの日替わりはチキンとコーンのペッパーキーマ。
コーンと鶏ひき肉の食感と黒胡椒の効いたピリ辛スパイシーな味わいでした。
ラッシーの爽やかな甘さとの対比がいい感じ。
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常時5種類供えられているという副菜にも注目。
あっさり和風な蕪の漬物は意外性もあり、カボチャのスパイス煮はスパイシーな甘さが口直しにぴったりです。
バラエティに富んだヘルシーな副菜は酒の肴にもなります。
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ディナーはクラフトビールを飲み比べ

ディナータイムは無化調料理のおつまみとクラフトビールのマリアージュが楽しめます。
ここでとある日のふたり呑みをレビュー。

最初の1杯は栃木県の「うしとらブルワリー 阿部梨園の洋梨セゾン」を1パウントで。
洋梨のフルーティーが感じられる苦味少なく柔らかい印象。
柑橘系とは異なるフルーティーさで酸味はありません。
時間経っても美味しく、ビールの苦味が得意でない方にもやさしい1杯です。
連れの相方氏はアサヒのマルエフ生。
クラフトビールじゃないのかよというツッコミ入りそうですが、生ならではのたっぷりの泡は捨てがたく、クラフトビールとは異なる趣の爽快さも体感したいのです。
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最初のひと皿はQuokka夜の部の定番、肉みそと半熟卵のポテトサラダ。
バーナーで炙った肉みその燻製のような強い香りがインパクト大な一品。
半熟卵を割ったらとろりと絡めて濃厚さアップ。
クラフトビールと相性良いおつまみです。
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続いて活アサリと筍、菜の花のクラフトビール蒸し。
菜の花と汁に感じられる苦味がクラフトビール(特に2杯目のうちゅうブルーイングINFINITY)とよく馴染むマリアージュの妙、辛さは控えめです。
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2杯目は山梨県の「うちゅうブルーイング INFINITY」をグラスで。
入手困難といわれるうちゅうブルーイングからやってきた、濁り気のあるとろりとした濃厚な呑み心地のインペリアルIPA。
苦味がもたらす柑橘系な爽やかさも少々感じられます。
相方氏は山形県の「米沢ジャックスブルワリー ZAO IPA」を1パウントで。
蔵王のカフェとのコラボビールになります。
苦味ほどほどで 万人受けしそうなオーソドックスIPAでした。
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がっつりと肉が食べたくなったので、ここで定番メニューの無添加ステークフリットを。
ジューシーなレアステーキを辛子マヨネーズでいただきます。
付け合わせのポテトフライも含め満足度高し。
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3杯目は名古屋の「Y.MARKET BREWING Heavy Rotation IPA」をグラスにて。
何杯もいけそうな仕上がりのヘビロテしたくなる味なのだそう。
爽やかな香りでIPAらしさを感じつつ、強い癖もなく呑み口軽い1杯です。
相方氏はレモンサワー。
レモンと炭酸がしっかり効いた超すっきり系。
〆の口直しにぴったりでした。
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葉玉ねぎのロースト~カリカリベーコンのソース~。
ベーコンをカリカリに焼いたことにより、さらにベーコンの風味と塩気が際立っています。
半熟目玉焼きの黄身が溶けて、葉玉ねぎの青い葉にとろっと絡んでクリーミーな味わい。
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〆のひと皿は本日の一口カリー。
夜の部でもスパイスカリーが食べられるのは嬉しいですね。
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スパイスカレーと身体にやさしい無化調料理をお供にクラフトビールを楽しもう

行徳でクラフトビールを呑める日が来るとは、クラフトビール好きの行徳民にとっては感無量ではないでしょうか。
全国から集められた銘柄が旬の状態で味わえるなんて至福の一言です。
ぐっと身近な存在になったクラフトビールを行徳の地で嗜んでみましょう!

Quokka(クオッカ)
市川市行徳駅前1-17-7 コスモビル 102
TEL:047-374-3552
ランチ 11:30-14:30(L.O.14:00) ※2022年5月末をもってランチ営業休止
ディナー 17:00-26:00 ※2022年6月~の店休日および営業時間
月・水曜休
※臨時休業等の確認はお店のInstagramまたはfacebookページにて

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