東日本大震災の影響は食卓にも及んでいます。
震災直後のような買占め騒動は鎮静化したものの、食料品を中心とした品薄感は完全に払拭されたわけではありません。
スーパーの営業時間が延びても、売り場に商品がないと元も子もない(涙)。
供給不足の象徴のひとつともいえる牛乳。
ヨーグルトに比べれば店頭に並んでいるほうですが、それでも遅い時間に行くと棚の中は空っぽになっていることも珍しくありません。
しかしそこは日本の小売業、何が何でも仕入れようという意気込みハンパねぇ。
その結果、普段関東ではまず見られない製品がお目見えすることになるのです。
2011年4月1日 西友行徳店にて(現在も販売されているかは未確認)
2011年4月4日 ダイエー南行徳店にて
※店内写真撮ってすみません。購入しましたが売り場に並んでる姿を撮りたくて…。
ああ、なんてストレートなネーミングとパッケージなんだ。
で、みどり牛乳とはなんぞ?
大分に本社を持つ、九州有数のメーカーだそうです。
twitterでつぶやいたら、九州北部出身の方からの反響大。
給食でもおなじみだったんでしょうね。
どうやら震災後、首都圏の西友を中心に入荷されているようで、九州北部出身の方にとっては思いがけないノスタルジーが味わえ、それ以外の方にとっては未知との遭遇ともいえるみどり牛乳なのでした。
つくづく日本の商品流通というものを実感しますね。
そのほか3月末から4月頭にかけて、西友行徳店では福岡のリョーユーパンも販売されていました。
しばらくは計画停電に影響されない西日本の食品を見かける機会が増えるかもしれませんね。