最初におことわりしておきますが、今回の記事は地元イベント情報とはいえ完全に自らの趣味投稿となります。
興味のある方はもちろん、そうでない方も南行徳にこういったギャラリースペースがあることを知っていただければと思います。
■南行徳の小さなギャラリースペース
南行徳駅から歩いて5分弱、新井3丁目にある常夜灯Livingナンギョウベース。
ビールとアートを愛するオーナーが2022年5月に開設した7坪ほどの小さなギャラリースペースです。
冷蔵庫には厳選されたクラフトビールがキンキンに冷えてスタンバイ中。
棚に並ぶのは作家さんの個性豊かなグッズ。
カフェニルの行徳ブレンドも販売しています。
■素敵なものに囲まれてビールをたしなむ幸せ
時折テーマを変えて催される企画展。
現在は「手ぬぐい展2023 ~便利でオシャレ、使ったらもうやめられない~」開催中です。
壁じゅうに飾られた作家ものの手ぬぐい。
手ぬぐいコレクターとしてはヨダレものの壮観な光景です。
さまざまなテイストの手ぬぐいが並び、まるで美術館のよう。
作家さんによって画風や色合いも異なり、限られた大きさの布地に込められた無限の可能性を感じることができました。
手ぬぐいの代表的な染色方法は裏表が同じように染まる注染。
重ね合わせた生地の上から染料を注ぐのですが、染めたい箇所の周りを特殊な糊で作った土手で囲むことで、鮮やかな多色染めを実現させる伝統的な方法です。
注染の他にも手ぬぐいの染色方法はさまざま。
シンプルな単色の藍染めで作られた手ぬぐいは、注染とはまた異なる趣をみせています。
展示の手ぬぐいは購入可能。
気に入ったら即お持ち帰りしてお部屋に飾ってみてもいいですね。
常夜灯Livingナンギョウベースでは、お酒とともに展示作品を鑑賞できるのがウリ。
セレクトしたのは佐倉市のブルワリーロコビアの佐倉櫻(さくらゴーゼ)。
ほんのりと桜の香りただようはっきりした酸味のクラフトビールでした。
壁一面の手ぬぐいやグッズを眺めながら至福の一杯。
泡だらけなのはご愛敬ということで(注ぐの下手すぎ)。
■地元がますます楽しくなってきた!
個人的趣味炸裂しまくりの今回投稿ですが、地元にも気軽にアートと親しめる場所があることを知ってほしいとの思いで執筆しました。
コロナ禍でより注目されるようになったローカリズムの潮流は、ここ行徳地区でも例外ではありません。
オアシス妙典やハイタウン塩浜のみどりtoゆかりなど、ユニークなコミュニティスペースが続々と誕生しています。
クラフトビールが呑めるアートな場として、常夜灯Livingナンギョウベースも仲間入りしました。
今回の手ぬぐい展でようやく初訪問。
オーナーさんと地元のお話などをさせていただき、ビール片手に楽しい休日のひとときを過ごすことができました。
手ぬぐい展は7月2日までの土日13〜19時と6月21日水曜の16~21時開催。
手ぬぐい好きな方も、身近な場所でちょっとしたアートにふれたい方も足を運んでみてください。
最後に今回の購入品を。
手ぬぐい界で有名な作家中村幸代さんの手ぬぐい「今日も特別な一日柄」と、常夜灯Livingナンギョウベースオリジナルの開運和運手ぬぐいになります。
コロナ禍で生まれた「今日も特別な一日柄」、ネーミングにぐっときます。
常夜灯Livingナンギョウベース
市川市新井3-4-17 #101
土日13:00-19:00
月~金曜休(臨時営業の場合あり)
※展示内容や臨時休業等の確認はお店のInstagramまたはfacebookにて
手ぬぐい展 2023 ~便利でオシャレ、使ったらもうやめられない~
◆ 会期:6/3(土)~7/2(日)
◆ 営業:会期中土日の13:00~19:00と6/21(水)16:00~21:00