三番瀬や新浜鴨場(皇太子様が雅子様にプロポーズした場所)の名前はご存知かもしれませんが、バードウォッチング好きでもない限り、実際野鳥を観察する機会はなかなかないものです。
だけど地元の自然を確認できる貴重な場がこちらにあります。
新浜通り沿いの福栄公園脇の道をひたすら南下。
緑が多くて、ちょっとしたサイクリングロードです。
保護区を臨む窓際に望遠鏡(44台)が設置された観察室。
付近を行き交う野鳥やトビハゼたちをじっくり観察してみましょう。
ちなみに2Fには図書室が併設。1Fは展示室となっています。
訪れたときにはカワウ(写真奥)・マガモ(写真右)・コブハクチョウ?(写真左)が見えました。
渡り鳥シーズンにはきっと鳥たちで盛況なんでしょうね。
写真には撮れなかったけど、干潟で跳ねまくってるトビハゼも発見。
行徳の街のほんの一部だけど、こうしてみると結構広いなあと感じます。
行徳鳥獣保護区と宮内庁新浜鴨場を合わせて約83haもあるそうです。
ここには通称UFO島というのもあるのご存知ですか?
またこちらの施設では、弱った野鳥を保護・治療するという役割をになっています。
観察舎の隣に野鳥病院なるものが。さまざまな種類の鳥が傷を癒しています。
ガムテープを巻かれた鳥たちの姿に驚くかもしれませんが、これも治療のため。
人間でいう包帯の役割をしているのです。
毎週日曜・祝日13:30より、園内観察会が開催されています。
広大な行徳鳥獣保護区内を散策できるので、ぜひいちど参加してみるのがおすすめ。
地元とは思えない光景に、ちょっとした感動をおぼえます。
詳しくは園内観察会レポートをどうぞ!
→※2020年10月11日リニューアルオープン!新愛称は「あいねすと」
行徳野鳥観察舎 ※新観察舎「あいねすと」の情報
千葉県市川市福栄4-22-11
TEL:047-702-8045
9:00-17:00
月曜休(月曜日が祝日の場合は翌平日休)
連絡窓口:NPO行徳自然ほごくらぶ(旧:認定NPO法人行徳野鳥観察舎友の会)
行徳野鳥観察舎の地図
▼観察会レポートはこちら : 2013年4月 2006年6月
▼桜の花の観察会レポートはこちら : 2015年 2012年
▼行徳野鳥観察舎休館前最後の日レポートはこちら
▼新しい行徳野鳥観察舎「あいねすと」オープン初日レポートはこちら