コロナ禍真っ只中の2020年6月に、肉の村山がリニューアルされ生まれた肉と米ハジメ。
リブランドによりテイクアウト専門店を拡充する動きに切り替わりました。
行徳と秋葉原の店舗も肉と米ハジメのイートイン業態に変更。
メインのフードメニューはそのままに、ドリンクとサービスが簡素化されました。
これも時代の変化ですね。
肉と米ハジメへのリブランドから3年半、遅ればせながら初めて足を運んでみました。
さてどのように変化したのでしょうか。
■場所は変わらず店名変わってリニューアル
駅から歩いて5分ほどの行徳駅前2丁目、お買い物充実エリアの一画に店を構える肉と米ハジメ行徳店。
店名が変わっても場所はそのままです。
店内も肉の村山当時と同じくウッディな内装。
外国人女性従業員がワンオペで対応されていました。
Uber Eats配達員への引き渡しもあり忙しそうです。
■ボリュームたっぷり肉がっつり
それではお得な日でもないただの平日の晩に、3名で自主開催肉祭りを実施したときの食レポ開始します。
肉の村山の記事と同様、ステーキ400g+ハンバーグ400g+チキンステーキの組み合わせ。
ソースはハジメソースとデミグラとトマトソースをひとつずつ選びました。
ハジメレアステーキ400g。
ミディアムレアに焼き上げられたステーキは一口サイズにカットされての提供です。
鉄板に肉汁とバターが混合されて、レアさも残されたステーキと絡み合いより濃厚な味わいに。
にんにく醤油ベースのハジメソースで食べると美味しいです。
ハンバーグは400g とあって2個組。
さすがのボリュームです。
肉汁は出てきませんでしたが、ぎっしり凝縮感があり、焼き色も良い塩梅です。
満足できる食べ応え。
3種どのソースとも合い、食べ比べ捗ります。
こんがりと綺麗な焼き目のチキンステーキ。
余熱で溶けかかったバターの良い香りがします。
ハジメソースとトマトソースが相性良いですね。
肉の村山のときとは付け合わせが違いますね。
肉と米ハジメの付け合わせは、目玉焼き･マッシュポテト･マカロニサラダ。
もっと野菜欲しいのはやまやまですが、意外に美味しかったしこれはこれでありかな。
野菜不足が気になるときは、サイドメニューのサラダを注文することになりますね。
それからご飯の写真撮るの忘れてました。
お米はリーズナブルでバランスのよい山形産はえぬき使用。
大きく変わった点はドリンク類の提供。
店内の冷蔵庫から飲みたいものを取り出すセルフサービス方式になりました。
このスタイル、台湾の飲食店でよく見かけます。
またお酒の種類がかなり減りました。
なんとビールが缶1種類しかなく、その他の酒類はレモンサワーや男梅サワーの缶など数種類のみ。
あとはノンアルコールドリンクの缶がいくつかありました。
肉の村山では世界中からビールを取り揃えていたことを思うと、隔世の感とともに酒飲みとしては寂しさも感じます。
冷蔵庫から缶ビールとチャミスルを取り出し乾杯。
チャミスルの割材代わりにジンジャエール缶も取り出しグラスに注ぎたいところですが、店内見回してもありそうなのはお水用のプラスチックコップのみ。
まさかこれで飲酒する気にもならず途方に暮れましたが、店員さんに頼めばジョッキ出してもらえます。
店側ではストレートでのラッパ飲みを想定しているのかもしれませんね。
■シンプルに肉を食べたい欲求は満たされる
リニューアルしても以前と変わらず味わいとボリュームのステーキが食べられたのはありがたいところ。
毎月1日ハジメの日はハジメステーキ400g、毎月29日肉の日は厚切り牛タンレアステーキがお買い得(数量限定)。
肉をお得にがっつり食べるならこの2日間が狙い目です。
しかしながら今回のレポは、アフターコロナの飲食店の在り方について考えさせられるきっかけにもなりました。
リニューアルはテイクアウト需要への対応もさることながら、サービスの簡素化はコスト増や人手不足に呼応した結果なのではと思いました。
運営元の公式サイトによると、調理工程もテイクアウト専門店対応になっているようです。
とはいえ極力シンプルにしたサービスでも、がっつり肉たべたい需要は満たされます。
食べ放題や飲み放題は設けられているものの基本サッと肉食べて帰る店ですね(個人の感想です)。
実は食べ放題の予定でお店に向かったのですが、年齢的胃袋的に元取れる気がせず…。
どなたか代わりに食べ放題挑んでくださいませ！
肉と米ハジメ 行徳店
市川市行徳駅前2-22-13 行徳クレードルハイツ105
TEL：047-397-2911
11：30-14：30 / 17：00-23：00
無休
