リトルインディア｜行徳で美味カレーとお手軽インネパ体験 │ 浦安・行徳・妙典【東京湾岸千葉情報】

今や全国どの街を歩いても必ずどこかで遭遇するインド･ネパール料理店、通称インネパ店。
行徳駅周辺も例外ではなく、ナン･バターチキン･タンドリーチキンなどの北インドの料理をルーツとしたお店が10軒近くもあります。
今回紹介するのは行徳駅近くのリトルインディア。
2022年頃までインディアンキッチンというインド料理店でした。

■インドとネパールの融合空間

行徳駅から歩いて5分、南中央商店街の一画にあるリトルインディア。
すぐ近くにはビリヤニテイクアウトできるインド料理店インディアン･パレス、タイ料理店やガチ中華料理店があり、グローバルタウン行徳の象徴的な光景を作り出しています。

こぢんまりとしながらも異国情緒が感じられる店内。
ヒマラヤの山々を描いた絵画がところどころに飾られ、ガネーシャに見守られながら食する空間。
TVから流れるのは情熱的なインド音楽MV。
インドとネパールの国旗が仲良く並び、両国文化が結集しているような印象です。
お客さんもインド系(ネパール系も？)の方が多め。

■種類が豊富なランチセット

こちらのお店も日本国内で急増中のいわゆるインネパ店。
ランチは手頃なカレーセット、ディナーはインドやネパールの単品料理がメインです。
セットメニューのラインナップがきめ細かくて興味深い。
カレーライスセットやビールセットもあるのですね。
(※2023年末現在の価格になります)

それではランチタイムのカレーセットをいくつかご紹介。
まずは6種類のカレーからひとつ選べるAセットから日替わりカレーを辛口で。
この日の日替わりはキーマとほうれん草カレー。
ひき肉の主張は弱め、ほうれん草の旨味が強く感じられて青臭さも少々残されています。
ほうれん草カレーが好きなのでこれは素直に満足できる味。
このほかナンorライス･サラダ･ソフトドリンク付きです。

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レディースセットはカレー2種類とチキンティッカのついたセット。
カレーはバターチキンとダルカレーのそれぞれ中辛を選択しました。
バターチキンは赤みを帯びたビジュアル通りトマトの味を強く感じます。
クリーミーというよりジューシーという言葉が当てはまるタイプ。
ダルカレーはレンズ豆たっぷりのスパイシーでヘルシーなお味。
中辛といえども結構辛いような気がします(個人の感想です)。

それぞれナンorライス･サラダ･ソフトドリンク付き、レディースセットにはデザートも付いています。
相方氏のAセットドリンクラッシーと、私のレディースセットドリンク暖かいチャイで口直し。

別日にオーダーしたチーズナンセット。
4分割されたチーズナンは想像よりは薄めでしたが、チーズの香ばしいにおいとよく伸びるチーズが幸福度アップ。
これだけで美味しく満足できてしまうボリュームです。
カレーは9種類の中からひとつ、この日の日替わりチキンとナスを中辛で。
鶏もも肉はほろほろ、ナスもたいへん柔らかく。
カレーはクリーミーでマイルドかと思いきや、後から辛さが訪れるタイプ。いいですねこの感じ。
サラダはインド料理店お約束の謎ドレッシングではなく、日本人受けしそうなサウザンドレッシング。
私はこちらのほうが好みです。
セットドリンクはマンゴーラッシーで甘酸っぱく口直しです。

■ネパールのお昼ごはんで異文化体験

最近ランチタイムに登場するようになったネパールの昼ごはんセット。
インネパ店といえどもランチセットでディープなネパール料理が食べられるのは珍しいですよね。
少なくとも私は初めて遭遇しました。
ネパール料理は餃子みたいなモモしか知らず、予備知識ゼロにていざ実食！

こちらがネパールの昼ごはんセットことマトンタスセット。
マトンの煮込み肉ごはん的なワンプレートメニュー？いや全然違いますね。

手前の一見白ご飯のように見えるのがブジャという米料理。
上には揚げニンニクと揚げカスらしきものがトッピング。
乾燥したポン菓子のような軽い食感で、しかも甘さはなく淡白な味でした。
かなり喉が渇くので、ビールと一緒がいいかも。
その右奥にある肉がマトンセクワ。
比較的柔らかく噛むとビーフジャーキーみたいな食感、スパイシーな滋味も感じられます。
左奥の納豆のようなものはバトマスサデコ。
みじん切りピーマンや玉ねぎが入った炒り大豆は節分豆みたいな食感。
豆自体は塩スパイスの淡白シンプルな味ですが、スパイスを噛んでしまうと強烈なスパイスや酸味が口中充満する結果になります。
キュウリ左隣の茶色い野菜料理はムラコアチャールという柔らかな大根の漬物。
塩と各種スパイスが配合されていますがカレー味ではなく、塩気とスパイシーさに少々の酸味を感じる箸休めの品でした。