浦安・行徳・妙典【東京湾岸情報】最新記事

ちょっと昔の行徳・妙典に出会える意外な場所 ※2011.1注記有

ちょっと昔の行徳・妙典に出会える意外な場所 ※2011.1注記有
【おことわり】
2010年7月より、地下鉄博物館のシミュレーター映像がリニューアルされてしまいました!
(詳しくはこちら:地下鉄博物館・シミュレータ更新工事完成のお知らせ←※リンク切れ)。
したがって東西線シミュレーター映像は現在のものとなっており、妙典駅もしっかり登場しています。
もちろん車両も5000系ではありません。
ですが開館以来20年近くも変わらずにいたシミュレーター映像に敬意を示すため、あえて本文は変更や削除をせずに掲載し続けます。
なおホールの『明日をひらく東西線』は現在も時々上映されていますのでご安心を。

巷では「ALWAYS 続・三丁目の夕日」のおかげで昭和ブームです。
しかし漁師町だった当時の行徳・浦安地域は、今とは想像もつかないような光景だったそうです。

ではそのもう少し後の時代はどうだったのか?
私はこのあたりに住み始めて10年強ですが、東西線の浦安から行徳にかけてはさほど変わっていないような気がします。
だから東西線が開通してから昭和末期までの激変ぶりが、いまいち想像できないというか。
恐らくいまどきの新浦安や妙典のような状態だったのではと思いますが…。

ところがある日(といっても何年も前ですが)、その頃の貴重な映像と出会ったのです。

その映像がある場所は、葛西の地下鉄博物館。
ここに東西線の運転シミュレーターが設置され、2003年の博物館リニューアル後も開館時の姿を保っています。
20071208P1060764.jpg

そのシミュレーション映像を見てみると…。
地上に出て、西葛西・葛西・浦安…一見すると今と変わらないような風景ですが、微妙な違いに気がつくはずです。
20071208P1060755.jpg

ここではその映像をお見せできないので、簡単な説明を。

1.行徳の次が原木中山。もちろん妙典駅は存在しない。
2.行徳西友(たぶん)に網が掛けられています。
 建築中か修繕中かは不明。
3.七中と線路を挟んだあたりにスポーツクラブスウェット。
 現在ライオンズマンションが建っている場所です。
4.いうまでもなく妙典は野原。
5.全体的に空が広い。

おそらく昭和末期か平成初期の映像だと思われます。
街並みがほぼ完成した時期ですが、東西線開通後の映像や資料を目にする機会が意外とないため、とても新鮮に映ります。
あくまでも東西線沿いに限った光景ですが、ちょっと昔の地域資料として貴重なのではないでしょうか。

久しぶりの来訪で、電車のDVDが売られているのを発見いたしました。
20071208P1060734.jpg
東西線は2種類。
発売開始が02年(05系)・07年(5000系)だから、最近の映像だと思われます。
つい運転席の真後ろに陣取ってしまう方、おひとついかが?

ちなみにもっと昔の風景に出会いたければ、ホールで時折上映される『明日をひらく東西線』がおすすめ。
昭和41-44年に撮影された東陽町から西船橋間の工事記録映画です。
あまりの違いに衝撃を受けること間違いなし!なにしろ地域全体が「野鳥の楽園」ですから。
他の映画と交代で上映されるため、どうしても見たい場合は地下鉄博物館にスケジュールの問い合わせをしてください。

地下鉄博物館
東京都江戸川区東葛西6-3-1 葛西駅高架下
TEL:03-3878-5011
営業時間:10:00-17:00 (入館は16:30まで)
定休日:月曜(祝日の場合は翌火曜)・年末年始(12/30-1/3)
      夏休みは8月第1・2週目の月曜日開館
入館料:大人¥210 / 子供¥100(4歳-中学生) 団体割引あり(20名以上・要予約)

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