※【再レポ】マインベッカーは2009年2月に掲載済ですが、さすがに情報古すぎるので今回新たにレポ記事書くことにいたしました。
今後もだいぶ昔に紹介済の店を発掘し再レポできたらと考えています。
行徳地区ではおそらく唯一(Googleマップ調べ)のドイツパン専門店マインベッカー。
決して交通至便な立地ではないものの、ドイツパンを求めて遠くからお客さんを集めています。
今年で開店26周年、休業期間を経てリニューアルオープンしてからちょうど10年。
当ブログでは休業前の2009年2月に紹介して以来の再レポとなります。
■本格ドイツパンの店が住宅街に
マインベッカーの住所は市川市新井1丁目。
南行徳駅と浦安駅からそれぞれ徒歩20分弱の行徳街道沿いに位置しています。
駅から遠いとはいえ浦安駅行きバス停の目の前、専用駐車場もあります。
2022年8月現在、開店日は金曜日と土曜日のみ。
週2回しか営業していないので注意してくださいね。
対面式でお店の方にパンを取ってもらうスタイル。
ライ麦パンだけでも配合などによりさまざまな種類が揃えられ、ドイツパンの奥深さが感じられます。
ドイツパンだけでなく、日本人になじみ深いバゲットや白系のパンも用意。
ランチやおやつに良さげなフォカッチャやデニッシュなども気になります。
■ずっしりと黒いドイツパンと慣れ親しんだ白いスイスパン
ドイツパンの大きな特徴といえば黒くて酸味の効いたその風味。
寒冷なドイツの気候に適したライ麦により重めの食感がもたらされ、発酵にサワー種を用いることで独特の酸味が生みだされます。
またドイツパンはライ麦の割合によって、食感や酸味が大きく変わります。
ライ麦比率が高いほど酸味は強くなり、食感もずっしりとしたものになります。
今回は配合の異なる2種のドイツパンを選んで食べ比べ。
ライ麦100%のビタミナーチェブロート(写真右)は朝食べたら目が覚めそうな酸っぱさ。
サワー種酵母独特の酸味にあんずの酸味がプラスされた、ドイツパン好きならクセになるパンです。
いちじくのつぶつぶ食感も加わって、果実味をたっぷり感じられるのが嬉しい。
ドイツパン初心者のお試しなら、全粒粉ライ麦70%と酸味のバランスよいフロッケンセサム(写真左)あたりを。
比較的酸味がマイルドなうえに、くるみとレーズンがブレンドされて食べやすい仕上がり。
香ばしいごまとの相性も抜群です。
ドイツパン苦手な家族用にハード系スイスパンのビューリーマカダミアンを購入。
パリッとした皮に大きな気泡を含んだ生地は酸味なしでもちっとした食感。
マカダミアナッツがごろごろと入っています。
■ダイエット中の主食にもおすすめドイツパン
食物繊維やミネラル豊富でグルテンフリーなライ麦。
ライ麦比率が高いパンほど糖質オフとなり、ダイエットの心強い味方です。
薄くスライスされたドイツパンは、バターやクリームチーズを塗ったり具材をのせてオープンサンドにしても美味。
一度に食べきれない場合は冷凍保存して少しずついただきましょう。
本場ドイツでは、ライ麦比率や形状などの違いにより1000種類以上あるといわれるドイツパンのバリエーション。
マインベッカーでもいくつか用意されているので、ぜひ食べ比べチャレンジを。
マインベッカー ※2023年9月現在の営業時間・定休日です。
市川市新井1-6-7
TEL:047-711-1015
金・土 10:00-18:00
日~木曜休(週2日営業)
※臨時休業等の確認はお店のInstagramにて