Instagramにこぞって投稿されている雰囲気良さげなカフェの数々。
ナチュラルでくつろげそうなたたずまいは、わざわざ足を伸ばして訪れてみたくなりますね。
ここ行徳にもまったり過ごしたくなるカフェが登場するようになりました。
今回はオープンから1年弱、平日と土曜でランチメニューが変わる食堂喫茶いぶくろをご紹介いたします。
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■住宅街のオアシス的存在な癒しカフェ
2022年9月より末広1丁目に店を構える食堂喫茶いぶくろ。
長屋店舗の建物からかつての商店街の名残を感じますが、この近くに存在したハイパー通り商店街跡同様、いまや閑静な住宅街となった地に現れたカフェです。
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ロゴマークをクローズアップしてみると…顔のパーツがひらがなの「いぶくろ」。
凝ったデザインですね。
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カウンター席とテーブル席2卓あわせて10席にも満たない小さなお店。
ホワイト基調のシンプルナチュラルな癒しの空間です。
天気のよい日は日差しが燦々と店奥まで差し込んで、さらに素敵な空間へ。
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レジ横にはマフィンがはいったガラスケース。
会計ついでにテイクアウトしたくなってしまいます。
古道具やDIYによる家具などを取り入れた、アンティークテイストな温かみのあるインテリアが素敵。
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■1種類ずつ日替わりのランチメニュー
ランチメニューは日替わりの1種類のみ。
たまに変わることもありますが、平日は定食、土曜日はスパイスカレーが基本です。
まずはとある日の平日…といっても日中は行徳を離れているため、かなり前のラインナップになります。
メインはメンチカツと揚げ春巻、付け合わせはピクルスと小鉢のひじき、大根とネギと玉ねぎの味噌汁です。
メンチカツはマルマン精肉店の岩中ポークを使用。
肉肉しさとスパイシーさの相乗効果を感じるお味です。
鶏肉とキャベツの揚げ春巻きは、時間が経ってもサクサクパリパリ食感キープ。
淡白な印象の具材がメンチとのバランス良く、しつこさもありません。
ひじきは臭みがなく、ひじき苦手な自分も美味しくいただけました。
ピクルスはほどよい酸味でいい感じ、味噌汁は具沢山で野菜の栄養分をたっぷりチャージできた気がしました。
7分づきコシヒカリで炊いたごはんは見た目・味ともに白米に近く、胚芽の栄養素も残されたもの。
玄米初心者にも食べやすく、身体によいごはんです。量も選べます。
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続いては土曜日のスパイスカレー。
7月のとある日はポークココナッツカレー。
添え書きには玉ねぎとココナッツミルクのコクのあるカレーとありました。
一口目はココナッツの味がダイレクトに、後から徐々にスパイスが染みてきました。
第一印象とは裏腹になかなかの辛さです。
マルマン精肉店の豚かたまり肉がごろんと柔らかく煮込まれて。
ジャスミンライスと7分づきコシヒカリをブレンドしたターメリックライスでいただきます。
マイルドさと辛さのコラボがもたらす満足度の高いカレーでした。
副菜は人参のラペとピクルスと玉ねぎスライス。
さっぱりといい口直しです。
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さらに不定期開催ですがオムライスの日というのもあります。
カレーの日改めオムライスの日となったとある土曜日。
いぶくろのオムライスは半熟卵ではないクラシックなものでした。
ケチャップライスの具材はシンプルにチキンと玉ねぎ、酸味がきつくないマイルド淡白なお味。
その代わりオムレツにかけられたケチャップは多め。
ケチャップで好みの濃さに調節するスタイルでしょうか。
付け合わせは人参とくるみのラペに野菜サラダとポテトサラダ。
スパイシーな味付けのラペはカレーの付け合わせと同じ、サラダのドレッシングもインドカレー屋定番謎ドレの白い版という代物。
土曜日はいつもカレーだものねと思いつつオムライスと一緒に口にしてみたら、ラペのくるみがオムライスに混合されるとコクが加わって新たな美味しさが。
驚きの味変発生の瞬間です。
汁物はしめじと玉ねぎのコンソメスープ。
じっくりと煮込まれた玉ねぎがとろけるほどの柔らかさ。
マイルドでほっとする味わいでした。
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■定番スイーツも素朴で美しく
やはりカフェですもの、スイーツにも注目したいですよね。
テイクアウトもできるマフィンや焼き菓子も外せませんが、ここではイートインメニューの中から映える懐かしプリンを紹介します。
懐かしさといまどきを兼ね備えた姿のプリンアイス乗せとコーヒー。
王冠のように盛り盛りアイスがインパクト大のプリンにマリメッコのマグカップ。
写真撮らないわけにはいかない映えまくりのビジュアルですよ。
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プリンは「す」がなく縁もくっきり、弾力がありババロアみたいにきめ細かいどっしりとした食感。
しっかりと主張するカラメルの甘苦さは、バニラアイスと絡めてちょうどいい感じ。
昔ながらの固めプリンが再びトレンドになった今、何度でも食べたくなります。
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実はこのときお待たせしたお詫びとしてクッキー1枚サービスいただきました。
そんなに待った印象はなく恐縮しましたが、同時に嬉しくもなりますね。
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■通いたくなるカフェが増えて幸せ
当ブログで何度も言ってますが、2010年代までカフェ不毛の地だった行徳も、コロナ禍により人々のライフスタイル変化の影響かカフェ環境が充実するようになりました。
今回紹介した食堂喫茶いぶくろは、オープンから1年弱ながらも人気のカフェとして定着しているようで、お昼どきは店頭で並びが入ることも多いです。
ランチメニュー狙いなら早めの来店がおすすめ。
席数少なく長居は控えたいところですが、素敵な空間で過ごすひとときは明日への活力につながりますね。
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食堂喫茶いぶくろ
市川市末広1-11-13
11:30-17:00(L.O.16:30) ※14:00まではランチ優先
水・木・日曜休
※メニュー構成や臨時休業等の確認はお店のInstagramにて