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支那ソバ小むろ 和の心を感じる透明スープ|行徳のラーメン

支那ソバ小むろ 和の心を感じる透明スープ|行徳のラーメン

お昼の開店時刻前後から長蛇の列ができあがる人気ラーメン店支那ソバ小むろ
店内だけでなく店頭にも椅子が用意されていますが、座りきれなくなるほどの行列になることもしばしば。
一時期昼のみの営業だったこともありますが、昨秋より週3日とはいえ夜営業も復活。
少しだけ入りやすくなりました。
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支那ソバを名乗るだけあってシンプルな正統派ラーメン。
奇をてらった仕掛けをせず全て手作り、自家製麺と透明感あふれるスープにこだわっているのが小むろの支那ソバです。

支那ソバ・つけソバ・ワンタンメンともに、スープは醤油か塩。
味玉ソバの醤油は昔ながらの中華そばのような外見ですが、そういった麺にありがちなギトギトした脂っぽさは皆無です。
鶏ガラや丸鶏、豚モモ肉、香味野菜に真昆布、煮干などの和風ダシを合わせた濁りのないスープ。
しつこさがないので飽きのこない、ごはんが欲しくなる味です。
味玉のとろりとした黄身もスープとよく合います。
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整然と折りたたまれた麺は見た目も美しく。
店内の製麺機で作られた麺はコシが強めのもちもち中細ストレート。
主張しすぎずスープとの相性を考慮しているように思われます。
ピンクの縁取りに仕上げられた焼豚は、焼く前に塗られる蜂蜜のわずかな甘味が特徴。
こちらも全体的なバランスを重視した主張しすぎない味でした。

ワンタンメンの塩はというと、綺麗としかいいようがない透明スープ。
醤油味と同様に、口にした瞬間和を感じる出汁の味わいが広がります。
てるてる坊主のようでなにげに可愛らしい小ぶりのワンタン。
肉のぎっしり詰まった餡は生姜の効いた肉団子のような食感。
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ワンタンメンとは別にワンタン皿というのもメニューに掲載されています。
単品のおつまみとしてのワンタンは思いもつかなかった食べ方ですが、皮がつるっと舌の上をすべる食感にたまらないものがあり、やみつきになりそう。
チャーシューやメンマの単品も、ちょい飲みのつまみに良さげですね。
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ラーメンには白米必須という方は、こちらの肉煮込みごはんを。
角切りにした豚肉の煮込みがたいへん柔らかく、これまた優しく上品な仕上がり。
ここでひと手間、添えられたカレーパウダーをふりかけてみます。
途端にスパイシーな肉ごはんに早変わり。
こういうちょっとした変化は遊び心があっていいですね。
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年齢的なせいかあっさりした食べ物を好む身体になりつつありますが、小むろの支那ソバはそのような身体にもすんなり受け入れられるラーメン。
懐かしくも洗練された味わいに、心も身体もほっとします。

支那ソバ小むろ
千葉県市川市末広1-18-13
TEL:047-359-8106
11:00-15:00 / 18:00-21:00(夜は水木金のみ営業)
火曜休

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