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あみ富|旬の魚介が美味しい古き良き妙典の蕎麦屋

あみ富|旬の魚介が美味しい古き良き妙典の蕎麦屋

妙典駅開業前からずっと、行徳橋のたもとで店を構える蕎麦屋のあみ富。
激変した妙典駅周辺とは対照的に、あみ富のある行徳街道側の一帯は、寺町の落ち着いた街並みが保たれています。

そんな古き良き妙典ともいえるエリアにて、長年愛された昔ながらの蕎麦屋。
昔ながらの店構えとともに、開発された街並みとはひと味違う妙典を感じることができるお店です。

長年変わらぬ店構えが心地よく

とある土曜日の11時前。
開店狙いで来店したら、既に先客2組いらっしゃいました。

いくら車やバスでのアクセス良いとはいえ駅から遠い立地。
にもかかわらず開店待ちの方々がいるとは驚きです(自分たちもですが)。

開店時刻の11時を過ぎて数分後、入口の扉が開いてお客は続々店内へ。
もう少し後に到着していたら満席になりそうな勢い。
めでたく開店ダッシュ成功しました。
歴史の長さを物語るかのような渋いたたずまいの店内。
壁一面に飾られた木製看板がいい味出してて愛おしさを感じます。

写真には収めてませんが座敷席のテーブルは一枚板。
時が止まったかのような昭和感あふれる空間でいただきます!

蕎麦屋でいただく絶品魚介ご飯もの

蕎麦屋とはいうものの、丼物や定食(カレーライスもあり)も豊富なあみ富の看板メニューはあなご天丼。
相方氏のオーダーにて、自分も少しお裾分けしてもらおうかという目論見です。
運ばれてきたあなご天丼は ふたからはみ出たあなご天ぷらのインパクトに目が釘付け。

どどんっ!ふた開けてあらわになったあなご天ぷらの姿。
下のご飯が見えないほど大きなあなごの開きが2枚と豪快な見た目です。
口にすると身が柔らかくてふわっとした食感。
衣やご飯にかなり甘口のタレが染み込んで、懐かしさを感じる和食の味わいでした。

そして自分はカキフライ定食。
大きなカキフライが4つお皿の上で整列しています。
サクッと揚げられたカキフライは油っぽさを感じず、肉厚な牡蠣の滋味がじわりと良い塩梅で揚げ油に融合しています。
手作りと思われる野沢菜漬けも美味。
ご飯の量が自分にとっては多かったのですが、カキフライと野沢菜漬けのおかげで箸が進みました。

…って蕎麦屋なのに蕎麦食べてなーい‼︎
お蕎麦は次の機会でのお楽しみということにして、今回はご飯が進む魚介でお腹を満たした次第です。

三番瀬の恵みにあやかれることも

季節によっては三番瀬の魚介がメニューに加わりますが、残念ながら3月中旬のこの日はありつけず。
ハゼの天ぷら食べたかったなあ。
運が良ければギマなる変わり種の魚も登場するそうで、いつかぜひこの恩恵にあやかりたいものです。
ハゼ釣りのシーズンになったらまた訪れることができたら、この記事に追記しますね。

お会計のときに採れたてのカブいただきました。
レジ横に置かれご自由にお取りくださいとのことで。
その節はありがとうございました。

あみ富
市川市河原13-6
TEL:047-357-8544
11:00-14:30
木曜・日曜休 ※2023年3月現在

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