久しぶりにメトロセンター南行徳に寄ってみたら、摩訶不思議なキャッチコピーの店に遭遇しました。
【開運 無重力マッサージ】
宇宙空間のビジュアルに添えられたパワーワード。
確かここには金券ショップがあったはずでは。
いやお気軽にと言われましても、入店するには勇気いるんですがこれ。
しかしながらマッサージ大好きな者の性分としてはスルーするわけにはいかぬ。
身体が無重力を欲してるんだ！ということにして、勇気を出してチャレンジしてみましょう!!
■無重力マッサージとはいったい
無人店舗に並ぶマッサージチェア3台。
誰もいないスペースにたなびく旗に書かれたパワーワードの羅列。
【このマッサージチェアは、神社にご祈祷頂いたものとなります。】
まさか実物のチェアを神社に運び込んだのでしょうか？
想像するとたいへんシュールな光景なのですが。
1回につき12分300円也。
使用貨幣は100円玉のみですが、1000円札両替機も備えられているので安心。
着席し100円玉を投入したら、リモコン画面には人体検出を行いますとのメッセージ。
ここでおまかせコースと無重力コースのどちらかを選択します。
無重力コースを選択すると、たちまち動き出すマッサージチェア。
ああフラットな姿勢になるから無重力なんですね(イメージ)。
12分間のマッサージタイム、果たして無重力体験となるのでしょうか？
(自らの姿を晒すのがはばかられるため、体験中の写真は自粛し文章のみとさせていただきます)
水平に横たわった状態での全身マッサージ。
肩背中腰は叩いて揉んでのオーソドックスな手法です。
ふくらはぎの圧迫がなかなか強く、足が疲れているときに即効性ありそうです。
足裏がゴルフボールのような器具でぐりぐりと刺激されすぎたので(痛い)、途中で足裏の強さをゼロに調整しました。
ふくらはぎと同じように、両手も圧迫されるのが気持ち良かったです(写真のブツブツした部分に腕を挟みます)。
とまあ宇宙旅行を経験したことがない身としては実際の無重力体験と比較しようがないですが、仰向け姿で全身揉まれるのは確かに心地良いです。
ただひとつ気になる点が。
それは宝くじ売り場との出入口を通過する方々の存在を意識せざるを得ず、多少恥ずかしさを感じること。
ロータリー側への抜け道代わりになっているようですね。
■なぜゆえ餃子が開運
無重力マッサージとつながっている宝くじ売り場。
店内の一画に設けられた冷凍庫に視線がくぎ付けとなりました。
シンプルなだけにインパクト強いビジュアル。
開運と餃子との関連は？と思いあぐねつつ、冷凍庫からひと箱取り出しお会計。
宝くじのレジで1000円札を差し出します。
他のお客さんや店員の方にどう思われているのかと気になったのは自意識過剰ですかね?!
開運餃子の包装を開けると金色に輝く外箱出現。
パッケージデザインにもこだわりあるそうで、同封の用紙によると箱の形状はチャンスに強い数字13cmの立方体、金運上昇につながる金色の箱に銀色の文字とのこと。
さらに開封するとカチカチに凍った白肌の包みに到達。
同封の用紙によれば、古来中国においてお金の形をかたどった餃子は金運上昇の願いを込めて作られ、正月に食べる縁起良いものとされていたとか。
また餃子の個数も五大吉数、最強の財運･金運とされる24個なのだそうです。
具材も金運も招くとされる豚肉やキャベツやショウガなど。
年末と少し早いですがいただきましょう。
男の料理とやらで(相方氏が焼きました)ワイルドな盛り付けですがスルーしてください。
肉汁たっぷりにもちもち皮の美味しい餃子です。
横浜市の東急東横線菊名駅前の中華屋おがさやさんの商品。
通販もやっています(通販ページの写真すごいです)。
■リフレッシュこそが開運
開運系パワーワードが随所に並ぶ2つのアイテムを体験し、これで運が開ければ儲けものだと感じている当ブログ中の人です。
それにしてもこの2つ、無人店舗に冷凍餃子とコロナ禍がもたらしたセルフ化トレンドに乗っているのですよね。
前身の金券ショップも鉄道旅客減少やチケットのオンライン化といった影響少なからずもあったでしょうし、時代の流れ的に必然だったのかもしれません。
ちょっとお疲れの時に立ち寄ってリフレッシュできれば、それこそが開運ですよきっと!!
開運無重力マッサージ(宝くじロトハウス南行徳駅前店)
市川市相之川4-17 メトロセンター南行徳2番街西
03-3463-0800
平日10：30-18：30 / 土日祝10：30-18：00
年末年始休
