喫茶さくら｜レトロ可愛い2色のクリームソーダはインパクト大！浦安駅前の昭和的純喫茶 │ 浦安・行徳・妙典【東京湾岸千葉情報】

昭和の喫茶店のクリームソーダがインスタ映えするとリバイバル人気な今日この頃。
インパクトある2色のクリームソーダが注目を浴びている浦安駅前の喫茶さくらもそのひとつ。
昨年放映された実写版浦安鉄筋家族のロケ地にも選ばれ知名度上昇。
令和の世になってもレトロなたたずまいはそのままに、コロナ禍に対応した店づくりへとバージョンアップされています。

■昭和の香りただよう浦安駅前の純喫茶

浦安駅改札から歩いてわずか1～2分、赤いテントと店頭のメニュー写真が目印のいかにも昭和な店構えの喫茶さくら。

燦然と輝く豪華なシャンデリアの存在感。
赤絨毯にもよく映えています。

クラシックな壁紙と和を感じさせる花鳥風月の壁飾り、間仕切り代わりのプランター、カウンターには木彫りの熊。
たちまち昭和の浦安へタイムスリップです。

とはいえ現在は令和のコロナ禍。
空気清浄機の設置や今春のまん延防止重点措置に合わせた座席の配置変更を行うなど、時流に沿って臨機応変に対応されているようです。

■色鮮やかなダブルクリームソーダはSNS受け確実

さてここで早速看板メニューをご紹介しましょ。
インスタ映え間違いなしのダブルクリームソーダ。
じゃんっ!!

真ん中で仕切られたチューリップ型のグラスに注がれた、緑とピンクのコントラストの美しさ。
その上にバニラアイスがこんもりとトッピングされています。
インスタ受けはもちろんのこと、圧倒的なビジュアルはネタとしてTwitterでもバズりそう。
初めのうちはそれぞれの味を楽しんで。
徐々にアイスがソーダに溶け込むようになると、クリーミィーな味わいへと変化していきます。
そう、アイスが溶けて白い絵の具を混ぜたような色になるのですよね。
懐かしい記憶が蘇りました。

■自家製レアチーズケーキの素朴さに安堵する

純喫茶ですもの、ドリンクやスイーツいろいろあります。
数種類あるケーキはキーコーヒー製とのことですが、ここはお店のオリジナル、マスターしかレシピを知らないという自家製レアチーズケーキをオーダーしてみましょう。

期待を裏切らず昭和的なビジュアル。
甘さ控え目で素朴とうたっている通り、基本はシンプルな味わいのレアチーズケーキ。
タルト台のどっしりした食感も伴い、トッピングのいちごジャムを合わせるとさわやかな甘さが加わって美味しい味の変化が楽しめます。

■ランチセットは純喫茶の定番メニューに個性がきらり

日祝を除き14時まではサラダとドリンクのついたランチメニューも展開。
喫茶店の定番サンドイッチにナポリタンやカレー、そしてなんと焼きそばもあるのです。
セットのドリンクも15種類と豊富。その中にはこぶ茶もあるのが渋いです。

ランチメニューの品揃えで気になった白いナポリタンに挑んでみました。

ケチャップでなくバターと塩を使用した白いナポリタン。
細めの麺に薄切りピーマンとベーコンが彩を添えています。
第一印象はさほどこってりしておらず辛くないペペロンチーノといった感じ。
と思い食べ続けたら、後からバターの油っこさがやってきました。
オイリーな仕上がりによりパルメザンチーズとよく合います。

15種類ものセットドリンクからレモネードのホットを選択。
とても酸っぱくて甘い懐かしの味、ビタミンcをたっぷり補給いたします。

もちろん定番の赤いナポリタンもあります。
こちらはケチャップ濃厚な王道ナポリタン。
日本人が慣れ親しんだスパゲッティの味です。

■まとめ：レトロ可愛いさくらちゃんにも注目

市制施行前の昭和54年に創業した喫茶さくらは、ディズニーランド開業前から魚市場閉鎖後の現在に至るまで、激動の浦安を見届けてきた憩いの場。
レトロでありつつも重厚すぎることはなく、一見さんも躊躇せず入れるお店です。
BGMとして流れてくる70年代～80年代の昭和歌謡に耳を傾けながら、静かにゆったりくつろげますよ。

お店のInstagramで活躍中のマスコットさくらちゃん(一人称は「あたち」)。
メニューの表紙も飾っています。
編みぐるみの実物はレジ前にいますよ。