浦安郵便局の向かいにあるラーメン店中華倉一廊。
一時期休業していましたが、2012年7月見事復活いたしました。
改修工事の行われたジャズの流れる店内は、シンプルながらも清潔で落ち着いた雰囲気。
テーブル席もあり、家族連れや女性ひとりでも入りやすいように思えます。
休業前は中華料理のメニューもあったそうですが、現在はラーメンチャーハン餃子に絞った品揃えです。
券売機横の貼り紙に書かれていたのは、
「小麦粉本来の香りと風味を引き出すため麺は柔らかめに茹でている」との内容。
柔らかいほうが小麦粉らしさが引き立つとは知りませんでした。
それでは実食してみましょう。
まずはワンタン麺から。
中華食堂の名残をほうふつとさせる銀色のトレイに載せられた、これまた素朴な見た目の中華麺。
製麺時の水量を抑え、小麦本来の風味を引き立てた低加水麺を使用しています。
またスープは九十九里産のいわし煮干メインにげん骨や昆布などをブレンドした魚介系。
あっさりめのオーソドックスな味わいに、柑橘類の酸味がプラスされています。
完食して初めて、底に柚子皮が沈んでいたことに気がつきました。
細麺のつるっとしたのどごしと相性いいスープですね。
胃もたれしない優しいスープとともに、ワンタンもするっ。
続いてはつけ麺。
まずその外見に驚かされました。
極太を通り越した薄茶色の麺。当然ながらコシも強い。
もはやラーメンというよりうどんです(笑)。
さらには全粒粉の茶色い粒がぽつぽつと見えて、刻み海苔のトッピングとあいまってまるで蕎麦のよう。
スープは酸味の効いた濃い味。
ちょっと酸っぱいんではないかと感じたほどですが、極太麺と絡みことによりちょうど良い濃さになりました。
なんと言葉に表したらいいか、とにかく不思議なつけ麺です。
個性が強くて好み分かれるかな。
中華倉一廊
浦安市東野1-3-12
TEL:047-355-0231
11:30-14:00 / 17:30-21:00
月曜休