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東海面公園|南行徳

東海面公園|南行徳

だんだんと秋も深まり、色づき始めた木々を眺めるのが楽しい季節になりました。
日々刻々と変化する秋の装いを感じるのなら、やはり身近な地域の公園ですよね。

こちらは南行徳4丁目の東海面公園。
川辺の美しい桜並木で知られる猫実川遊歩道に隣接しています。

4haと余裕のある広さ。そのうち半分が運動場です。
芝生に覆われた地面と、色づき始めた木々。
その対比を見比べるのも面白いかもしれません。
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思い思いに駆け回ったりお花見したり。
またボーイスカウトの活動などにも使われています。

芝生の先に小高い築山が見えます。
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勢いつけて何度も登ったり降りたり。
段ボールでソリもできるのかな?
頂上にはバーコラがあり、ベンチに座ってひと休みするのもいいですね。

色とりどりの木々が生い茂っている遊具のエリア。
青々としたヤシの木と落葉樹が同居しているのも面白いです。
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ヤシといえば南国のイメージですが、ここのは耐寒温度-5℃と寒さに強い品種。
公園のシンボルツリーとして存在感を発揮しています。

夏場になると幼児用ミニプールがオープンします。もちろん無料。
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公園の隅に突如現れた小さな祠。
屋根には「一之浜 竜王宮」と記されています。
掃除により祠の扉が開いていたので覗いてみたら、中に神棚とお札がありました。
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「続・市川むかし話『龍宮さまと大蛇』」によると、
製塩が盛んだったその昔、現在の南行徳駅近くの森に、塩田を津波から守ってくれる竜宮さまと呼ばれる神様が祀られていました。
竜宮さまの周りには枝振りの良い立派な松があり、さらには竜宮さまの化身と信じられていた黒い大蛇が住んでいました。
この大蛇はおとなしく普段は悪さをしなかったのですが、ある日松をこっそり持ち帰った者が現れ・・・。

後に区画整理のため、南行徳駅近くから今の場所に移されました。
現在でも地元自治会の手により、毎年6月に竜宮祭りが開催されているそうです。

身近な場所でも、地元の昔話に触れる機会があるものなんですね。

東海面公園
市川市南行徳4-7
交通:東京メトロ東西線南行徳駅より徒歩約15分
    または「新浦安駅」or「ハイタウン塩浜」行きバスで
    「南行徳4丁目」下車徒歩約2分
駐車場:なし

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